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かゆみが治らない

墨田区東向島の清水皮膚科医院では、東武スカイツリーラインの曳舟駅から徒歩2分という通いやすい立地にあり、日本皮膚科学会の皮膚科専門医である女性医師2名が、診察をします。皮膚のかゆみは、集中力を削ぎ、睡眠を妨げるなど、日常生活に大きな影響を及ぼします。当院では、可能な限り原因を追求し、お薬を処方するだけでなく実際に外用薬の塗り方を丁寧にご説明することを大切にしております。

かゆみが治らない原因

皮膚のかゆみがいつまでも続く場合、そこには複数の要因が絡み合っていることが少なくありません。単なる乾燥だと思って放置していると、症状が悪化してさらにかゆみが強まるという悪循環に陥ることもあります。

まずは、なぜかゆみが治まらないのか、その主な原因を整理してみましょう。

皮膚のバリア機能の低下

私たちの皮膚の表面には、外部の刺激から身を守り、内部の水分を保つためのバリア機能が備わっています。しかし、加齢や空気の乾燥、間違ったスキンケアなどによってこの機能が低下すると、少しの刺激にも敏感に反応し、かゆみを感じやすくなります。

バリア機能が壊れた状態では、本来は害のない埃や服の擦れ、自分自身の汗さえもが刺激となり、慢性的なかゆみを引き起こす原因となります。

炎症の慢性化

かゆみがある場所を掻き壊してしまうと、皮膚に細かな傷がつき、そこからさらに炎症が広がります。これを「イッチ・スクラッチ・サイクル(かゆみと掻破の悪循環)」と呼び、掻けば掻くほど皮膚が厚くなり、神経が過敏になって、さらに強いかゆみを感じるようになります。

長期間かゆみが治らないケースでは、この悪循環によって皮膚がゴワゴワと硬くなる「苔癬化(たいせんか)」という状態になっていることがよくあります。

内科的な疾患や全身状態の影響

皮膚そのものに異常が見られないのに、全身に強いかゆみを感じる場合、内臓の病気が隠れている可能性もあります。

  • 肝臓や腎臓の機能低下による老廃物の蓄積
  • 糖尿病による神経の過敏状態
  • 血液疾患や甲状腺の異常
  • 服用しているお薬による副作用

これらのケースでは、一般的な皮膚の塗り薬だけではかゆみが治らないため、血液検査などを含めた多角的な診断が必要になることがあります。

精神的なストレスや神経の関与

ストレスが溜まると、自律神経のバランスが崩れ、かゆみを抑える機能が弱まることがあります。また、神経そのものが過敏になり、脳が「かゆい」と誤認してしまう場合もあります。夜静かになるとかゆみが気になるという方は、心身の緊張状態も影響しているかもしれません。

かゆみが治らないことによって引き起こされる病気

「ただのかゆみだから」と我慢を続けてしまうと、特定の皮膚疾患に発展したり、既に抱えている病気が重症化したりすることがあります。

アトピー性皮膚炎

強いかゆみを伴う湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返す疾患です。もともとアレルギー体質の方や皮膚のバリア機能が弱い方に多く見られます。適切な治療を行わないと、かゆみで眠れなくなり、精神的な負担も大きくなります。

アトピー性皮膚炎についての詳細は「アトピー性皮膚炎」のページを参照してください。

じんましん

皮膚の一部が突然赤く盛り上がり(膨疹)、強いかゆみを伴う病気です。通常は数時間以内に消えますが、数週間にわたって毎日のように繰り返す「慢性じんましん」になると、治療に時間がかかる場合があります。

じんましんについての詳細は「じんましん」のページを参照してください。

乾癬(かんせん)

皮膚が赤く盛り上がり、その表面に銀白色のフケのようなカサカサが付着する病気です。頭皮や肘、膝などに出やすく、強いかゆみを伴うこともあります。慢性の経過をたどるため、長期的なコントロールが重要です。

乾癬についての詳細は「乾癬(かんせん)」のページを参照してください。

皮脂欠乏性湿疹

肌の油分が不足して乾燥し、ひび割れや赤みが生じる病気です。特に冬場や、ご高齢の方に多く見られます。放置すると亀裂から細菌が入り、激しい痛みや腫れを引き起こすことがあります。

水虫(足白癬)

白癬菌というカビが皮膚に感染する病気です。足の指の間がふやけたり、小さな水ぶくれができたりして、非常に強いかゆみを伴うことがあります。家族にうつしてしまうリスクがあるため、早期治療が大切です。

水虫についての詳細は「水虫(足白癬)」のページを参照してください。

かゆみが治らないときの処置や治療法

正しい外用療法(塗り薬)の指導

皮膚科治療の基本は塗り薬ですが、実は正しく塗れていないためにかゆみが治らないというケースが非常に多いのです。当院では、医師やスタッフが実際に薬の塗り方をお見せしながら説明します。

塗り方のコツについては「スキンケア指導」のページで詳しく解説しています。

内服療法(飲み薬)

塗り薬だけでは抑えきれない強いかゆみに対しては、抗ヒスタミン薬などの飲み薬を併用します。

内服治療についての詳細は「内服治療」のページをご参照ください。

紫外線治療(光線療法)

当院では、大学病院で使用されているものと同レベルの紫外線治療機器(エキシマライトやナローバンドUVB)を完備しています。特定の波長の光を当てることで、過剰な免疫反応を抑え、頑固なかゆみを鎮める効果が期待できます。

アトピー性皮膚炎や乾癬、白斑、円形脱毛症などの治療に有効で、お薬だけではなかなか改善しない患者さんにも喜ばれています。

紫外線治療についての詳細は「紫外線治療」のページをご覧ください。

生活習慣のアドバイス

かゆみを長引かせないためには、日常生活の中での工夫も欠かせません。

  • お風呂の温度は38度から40度程度のぬるめに設定する
  • ナイロンタオルなどで体をゴシゴシ洗わない
  • 肌に直接触れる衣類は綿(コットン)素材を選ぶ

かゆみが治らない症状についてのよくある質問

Q1. 市販の痒み止めを塗っても治らないのですが受診すべきですか?

A1. はい、ぜひご相談ください。市販薬は一時的なかゆみには有効ですが、原因に合っていないお薬を使い続けると症状が悪化したり、副作用が出たりすることもあります。

Q2. 食べ物でかゆみが悪化することはありますか?

A2. アルコールや香辛料などの刺激物は血行を促進し、かゆみを増強させることがあります。また、特定の食物アレルギーが原因でじんましんが出る場合もあります。気になる方は、食事の記録をつけていただくと原因の特定に役立つことがあります。

 

 

診療の流れについては「受付方法」のページ、アクセスについては「アクセス」のページをそれぞれご確認ください。

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