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アトピー性皮膚炎

東京都墨田区、東武スカイツリーラインの曳舟駅から徒歩2分の場所にある清水皮膚科医院では、アトピー性皮膚炎の治療に深く注力しています。アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、強いかゆみを伴う湿疹が特徴の病気です。当院では日本専門医機構認定 皮膚科専門医である女性医師2名が診療を担当しており、デリケートな皮膚のお悩みも安心して相談していただける環境を整えています。私たちは、ただお薬を処方するだけでなく、治療効果を高めるための外用薬の塗り方まで丁寧に指導することを大切にしています。大学病院レベルの紫外線治療機器も導入しており、小さなお子さんからご高齢の方まで、患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせた最適な治療をご提案いたします。つらいかゆみや繰り返す湿疹にお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

アトピー性皮膚炎の症状について

アトピー性皮膚炎の主な症状は、強いかゆみを伴う湿疹です。この湿疹は、赤みがあるもの、カサカサと乾燥しているもの、あるいはジュクジュクと湿っているものなど、時期によってさまざまな形をとります。また、アトピー性皮膚炎の大きな特徴として、湿疹が左右対称に現れやすいこと、そして慢性的に経過することが挙げられます。

年齢によって異なる症状の現れ方

アトピー性皮膚炎の症状が出る場所や皮膚の状態は、年齢によって変化していくのが一般的です。当院では、患者さんの年齢や成長段階に合わせた治療を行っています。

  • 乳児期・・主に顔や頭に赤みやジュクジュクした湿疹が現れ、次第に体や手足に広がっていきます。
  • 幼少期・・首のまわり、肘の内側、膝の裏側など、関節の曲がる部分にカサカサした湿疹ができやすくなります。
  • 思春期から成人期・・全身に湿疹が広がる傾向があり、皮膚が厚く硬くなる「苔癬化(たいせんか)」が見られるようになります。

かゆみによる悪循環

アトピー性皮膚炎において最もつらい症状がかゆみです。かゆみに耐えきれずに皮膚を掻き壊してしまうと、皮膚のバリア機能がさらに破壊され、炎症が悪化してさらなるかゆみを引き起こします。私たちは、この「かゆみの悪循環」を早期に断ち切ることが、治療において非常に重要であると考えています。

かゆみがひどく夜も眠れないといった症状については「かゆみが治らない」のページも併せてご覧ください。

アトピー性皮膚炎の原因について

アトピー性皮膚炎の原因は一つではなく、体質的な要因と環境的な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。現代医学では、主に「皮膚のバリア機能の低下」と「アレルギーによる炎症」の2つの側面から原因を捉えています。

皮膚のバリア機能の低下

健康な皮膚は、表面にある角質層が水分を蓄え、外からの刺激や異物の侵入を防ぐ「バリア機能」を持っています。アトピー性皮膚炎の患者さんは、遺伝的な要因などでこのバリア機能が弱まっていることが多いのが特徴です。バリア機能が低下した肌は、少しの刺激にも敏感に反応しやすく、水分が逃げて乾燥しやすい状態になっています。

アトピー素因と環境要因

アトピー素因とは、本人や家族がアレルギー性の疾患(喘息、花粉症、アトピー性皮膚炎など)を持っている体質のことです。この体質に、以下のような環境要因が加わることで症状が引き起こされます。

  • ダニ、ハウスダスト、ペットの毛などのアレルゲン
  • 汗、汚れ、衣類による摩擦などの物理的刺激
  • 石鹸や洗剤、化粧品などの化学的刺激
  • 精神的なストレスや睡眠不足
  • 急激な温度や湿度の変化

当院では、何が刺激となって症状を悪化させているのかをお伺いし、日常生活での注意点についてもアドバイスいたします。詳しい診療案内については「一般皮膚科」のページを確認してください。

 

アトピー性皮膚炎の治療法について

アトピー性皮膚炎の治療のゴールは、症状がないか、あっても軽微で日常生活に支障がなく、薬による副作用の問題がない状態を維持することです。これを専門用語で寛解(かんかい-症状が落ち着いて安定している状態)と呼びます。当院では、最新の知見に基づいた「3本柱」の治療を行っています。

1.薬物療法(炎症を抑える治療)

皮膚の炎症を抑えるために、外用薬(塗り薬)を中心とした治療を行います。近年、新しいタイプのお薬も次々と登場しており、治療の選択肢が大きく広がっています。当院では患者さんの症状に合わせて、以下のお薬を使い分けます。

  • ステロイド外用薬・・炎症を強力に抑える基本のお薬です。強さにランクがあり、部位や症状に応じて最適のものを選択します。
  • タクロリムス軟膏・・免疫の過剰な反応を抑える非ステロイドの外用薬です。
  • PDE4阻害薬・JAK阻害薬外用薬・・比較的新しいタイプのお薬で、細胞内の炎症に関わる経路をブロックする、非ステロイドの外用薬です。
  • 内服薬・・かゆみを和らげる抗ヒスタミン薬や、重症の場合に使用する免疫抑制薬などがあります。

お薬の服用についての詳細は「内服治療」のページもご覧ください。

2.スキンケア(バリア機能を補う治療)

低下した皮膚のバリア機能を補うために、保湿剤によるスキンケアを欠かさずに行うことが重要です。炎症が治まった後も保湿を続けることで、再発を防ぐことができます。私たちは、塗り薬の量や回数、塗る際の手つきまで具体的にご説明しています。また、日頃の入浴方法なども、バリア機能の低下を防ぐためには大切です。診察の際に日常生活についてもご説明しています。

3.紫外線治療(光線療法)

従来の治療で効果が不十分な場合や、かゆみが非常に強い場合には、特定の波長の紫外線を照射する紫外線治療が有効です。当院では大学病院レベルのナローバンドUVB照射器を完備しています。副作用のリスクを最小限に抑えつつ、過剰な免疫反応を抑える効果が期待できます。

光線療法の詳細は「紫外線治療」のページを確認してください。

アトピー性皮膚炎についてのよくある質問

Q1.ステロイドの塗り薬を使い続けるのが不安です?

A1.ステロイド外用薬は、医師の指導のもとで適切な強さを適切な期間使用すれば、非常に安全で効果的な薬です。副作用を恐れて自己判断で量を減らしたり中止したりすると、かえって症状を長引かせてしまうことがあります。当院では皮膚の状態を見ながら、徐々に薬を減らしたり、弱くしたり、非ステロイドの外用薬に切り替えていく「プロアクティブ療法」を取り入れ、副作用を最小限に抑える工夫をしています。

Q2.お風呂で気をつけることはありますか?

A2.お湯の温度は高すぎない38度から40度程度が理想です。熱すぎるお湯は皮膚の脂分を奪い、かゆみを増強させてしまいます。体を洗う際は石鹸をよく泡立てて、手で優しくなでるように洗ってください。タオルでゴシゴシ擦るのはバリア機能を壊す原因になるため厳禁です。入浴後は、肌が乾燥する前に素早く保湿剤を塗ることがポイントです。

Q3.大人になってから発症することもありますか?

A3.はい、近年では大人になってから初めて発症するケースや、子供の頃に一度治ったものが再発するケースが増えています。大人のアトピー性皮膚炎は、体の洗い方、仕事のストレスや不規則な生活、洗浄剤などの外部刺激が複雑に関係していることが多いです。

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