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ニキビ

ニキビ(尋常性痤瘡)は、多くの方が一度は経験する非常に身近な皮膚の病気です。しかし、身近であるがゆえに「たかがニキビ」と軽く考えられがちですが、放置したり自己流のケアで悪化させたりすると、一生残るニキビ跡(クレーターや色素沈着)になってしまうリスクがあります。私たち清水皮膚科医院では、墨田区の東向島周辺にお住まいの方々が、ニキビのお悩みから解放され、健やかな肌を取り戻せるようサポートしています。当院には日本専門医機構認定 皮膚科専門医である女性医師が2名在籍しており、思春期のデリケートな悩みから大人のしつこいニキビまで、安心して相談できる環境を整えています。曳舟駅から徒歩2分という通いやすい立地で、保険診療を基本としながら、必要に応じて自費治療まで選択肢を提案いたします。外用薬の塗り方ひとつで治療効果は大きく変わるため、当院では看護師とともに丁寧なスキンケア指導を行っております。

ニキビの症状について

ニキビの症状は、進行段階によって段階的に変化していきます。自分のニキビが今どの状態にあるかを知ることは、適切な治療を選択する上で非常に重要です。当院では視診だけでなく、必要に応じて肌の状態を詳しく確認し、最適な処置を行います。

面皰(めんぽう)-白ニキビ・黒ニキビ

ニキビの初期段階で、毛穴に皮脂や角質が詰まった状態です。

  • 白ニキビ・・毛穴が閉じた状態で、皮脂が白く透けて見える状態。
  • 黒ニキビ・・毛穴が開き、酸化した皮脂や汚れが黒く見える状態。

この段階で適切な治療を開始することが、跡を残さないための早期治療の鍵となります。

炎症性皮疹-赤ニキビ・黄ニキビ

詰まった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、炎症を起こした状態です。

  • 赤ニキビ・・毛穴の周りが赤く腫れ、痛みや熱感を持つことがあります。
  • 黄ニキビ・・炎症が激しくなり、膿(うみ)が溜まって黄色く見える状態。

炎症が強くなると、皮膚の深い層である真皮までダメージが及び、将来的に凹凸のあるニキビ跡になる可能性が高まります。

ニキビ跡の症状

炎症が治まった後に残る変化です。

  • 赤み・・炎症による毛細血管の拡張や、皮膚が薄くなっている状態。
  • 色素沈着・・炎症後にメラニンが沈着し、茶色いシミのようになった状態。
  • クレーター・・真皮のダメージにより、皮膚が凹んでしまった状態。

赤みが続く場合は、血管に反応するレーザーやIPL(光治療)が有効な場合があります。詳細については「赤ら顔」のページも参照してください。

ニキビの原因について

ニキビが発生するプロセスには、大きく分けて3つの要素が複雑に絡み合っています。これらが重なることで、毛穴が詰まり、炎症へと発展していきます。

皮脂の過剰な分泌

思春期のホルモンバランスの変化や、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなどにより、皮脂腺が刺激されて皮脂の分泌量が増えます。分泌された過剰な皮脂は、毛穴からスムーズに排出されず、出口に溜まりやすくなります。

毛穴の出口の詰まり

通常、皮膚はターンオーバー(生まれ変わり)によって古い角質が剥がれ落ちますが、このサイクルが乱れると毛穴の出口の角質が厚くなり、毛穴を塞いでしまいます。これを角化異常と呼びます。メイクの洗い残しや、摩擦、乾燥、保湿のしすぎなども原因となります。当院では正しい洗顔方法を含めた「スキンケア指導」のページで詳しく解説しています。

アクネ菌の増殖

毛穴の中に皮脂が溜まると、アクネ菌にとって絶好の増殖環境となります。アクネ菌が皮脂をエサにして増える過程で、周囲の組織を刺激する物質を放出し、炎症を引き起こします。これが赤ニキビの正体です。

ニキビの病気の種類について

ニキビは発症する年齢や背景によって、いくつかの種類に分類されます。それぞれの特徴に応じたアプローチが必要です。

思春期ニキビ

10代の成長期に、男性ホルモンの影響で皮脂分泌が活発になることが主な原因です。特におでこや鼻周り(Tゾーン)に多く見られます。成長とともに自然に落ち着くことも多いですが、こじらせると跡になりやすいため注意が必要です。

大人ニキビ(アダルトアクネ)

20代以降に見られるニキビで、仕事のストレス、不規則な生活、ホルモンバランスの乱れ、乾燥、摩擦、化粧、スキンケアなどが複合的に影響します。再発を繰り返しやすい性質があるため、ライフスタイルの見直しも重要です。

新生児ニキビ・乳児ニキビ

生後間もない赤ちゃんに見られるニキビです。お母さんのホルモンの影響が一時的に残っていることが原因で、多くは数ヶ月で自然に改善しますが、清潔を保つことが大切です。当院では小さなお子さまの診察も行っております。詳しくは「一般皮膚科」のページをご覧ください。

ニキビの治療法について

清水皮膚科医院では、まず保険診療による治療をしっかりと行います。近年、保険適用の外用薬は飛躍的に進化しており、多くの方が保険治療で改善を実感されています。重症度やニキビのタイプに合わせて、最適な治療を組み合わせていきます。

保険診療による治療

外用薬(塗り薬)

毛穴の詰まりを解消するお薬(アダパレン、過酸化ベンゾイルなど)や、アクネ菌を殺菌する抗生剤の塗り薬を使用します。当院では外用薬の塗り方まで丁寧に指導し、副作用(乾燥やヒリヒリ感)を抑えつつ最大限の効果を出せるよう工夫しています。

内服薬(飲み薬)

炎症が強い場合には、抗生剤の内服を併用します。

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)

専用の器具を用いて、毛穴に溜まった皮脂や膿を丁寧に取り出します。自分で潰すと跡になりますが、クリニックで無菌的に行うことで炎症の早期鎮静が期待できます。

自費診療(自由診療)による治療

保険治療で効果が不十分な場合や、より積極的にニキビ跡を改善したい場合に提案いたします。

  • シルファームX・・マイクロニードルRFにより、皮膚の再生を促し、ニキビ跡の凹凸や赤みにアプローチします。詳細は「シルファームX」のページをご覧ください。

これらの自費診療は、保険診療と併用することでより高い効果が期待できる場合があります。

 

【未承認医薬品・医療機器に関する記載】

  • 未承認であることの明示・・この治療で使用するシルファームXは、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認医療機器です。
  • 入手経路・・当院の医師の判断のもと、韓国のVIOL社より国内代理店を経て法的な個人輸入により導入しています。
  • 国内の承認医薬品等の有無・・同一の性能を有する他の国内承認医療機器はありません。
  • 諸外国における安全性等に係る情報・・米国のFDAにおいて510(k)clearanceを取得しております。これまでに重大な副作用の報告はありませんが、照射後の赤み、腫れ、内出血などのリスクが報告されています。また、韓国MFDSの承認を受けています。
  • 医薬品副作用被害救済制度の対象外であることの明示・・本治療は公的な救済制度の対象外となります。

ニキビについてのよくある質問

Q1. ニキビが一つできただけでも受診して良いですか?

A1. もちろんです。一つだけのニキビでも、炎症が強ければ跡になる可能性がありますので、早期の治療介入が大切です。

Q2. 処方された塗り薬を使うと肌がカサカサします。中止すべきですか?

A2. ニキビの外用薬には、使い始めの1-2週間に乾燥や赤み、ヒリヒリ感が出る「随伴症状」が見られるものが多いです。多くは徐々に慣れていきますが、自己判断で中止せず、まずは塗り方や頻度を調整することが大切です。診察時に適切な対処法を再指導いたします。

Q3. チョコを食べるとニキビが悪化するのは本当ですか?

A3. 特定の食品が直接ニキビを作るという明確な科学的根拠は乏しいですが、糖質や脂質の過剰摂取が皮脂分泌を促す可能性はあります。極端に制限するのではなく、バランスの良い食事を心がけてください。

Q4. メイクはしても大丈夫ですか?

A4. メイク自体は可能ですが、クレンジングが大切になります。診察時にスタッフがスキンケアもご説明します。

院長より

ニキビは、医学的にはしっかりとした治療が必要な皮膚疾患です。当院が最も大切にしているのは、患者さんがニキビ跡に悩む未来を未然に防ぐことです。墨田区東向島の地域に根ざした皮膚科として、私たちは日本専門医機構認定 皮膚科専門医の視点から、お薬を出して終わりではなく、なぜこの薬が必要なのか、どう塗れば効果的なのかをお伝えするようにしています。曳舟駅周辺でニキビにお困りの方はご相談ください。

受診をご検討の方は、事前に「当院を受診される方へ」のページをご一読いただければ幸いです。

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